北海道農政事務所メールマガジン「ホカグリ通信」第77号

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 □   —「ホッカイドウ」の「アグリ」に関する「ホカホカ」情報を—
 □□□□    北海道農政事務所メールマガジン『ホカグリ通信』
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□□□□□□□□              農林水産省北海道農政事務所
□ □□□□□ https://www.maff.go.jp/hokkaido/merumaga/index.html
□ □□              令和4年3月31日発行  vol.77
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<目次>
【1】ホカグリ情報局
【2】現場のきら星☆ 「周囲に支えられ、新規就農の夢を果たす」 瀬尾太樹さん(鷹栖町)
【3】地方参事官こぼれ話 北見地域拠点 中島 勝三

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■□■□■□■□■□<1.ホ カ グ リ 情 報 局 >■□■□■□■□■□■
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(1)「ところピンクにんにく」 が地理的表示(GI)保護制度に登録されました。
▽農林水産省は、3月31日に、新たに4産品を地理的表示(GI)保護制度に登録しました。
北海道からは、北見市常呂町の「ところピンクにんにく」が登録されました。
https://www.maff.go.jp/j/press/yusyutu_kokusai/chizai/220331.html

(2)六次産業化・地産地消法に基づく事業計画の認定について
▽北海道農政事務所は、3月31日に、六次産業化・地産地消法に基づき、総合化事業計画1件の認定を行いました。
 事業名 :氷温熟成製法による高品質・高鮮度SPF豚精肉を用いた高収益化プロジェクト
 事業者名:有限会社浅野農場(石狩郡当別町)
https://www.maff.go.jp/hokkaido/press/syokuryo/syohi/220331.html

(3)「農業女子の活躍応援し隊」 女性農業者の政策参加に向けたセミナーを開催しました。
▽北海道農政事務所は、3月8日に、女性農業者からの意見や課題を関係機関と共有し、地域における女性農業者の活躍に向けた取組を進めることを目的として、セミナーを開催しました。
https://www.maff.go.jp/hokkaido/kikaku/photo_repo/nogyojyoshi.html

(4)有機食品MAP(農産物・畜産物・加工食品)を公開しました。
▽北海道農政事務所は、みどりの食料システム戦略の一環として、道内の「有機食品MAP」を作成しました。ぜひご覧ください。
https://www.maff.go.jp/hokkaido/kikaku/yuuki_map.html

(5)令和3年度「未来につながる持続可能な農業推進コンクール」の受賞者を決定しました。
▽農林水産省は、有機農業をはじめとする環境保全型農業を推進するとともに、持続可能性を確保するための一連の取組であるGAPを推進しています。この一環として、持続可能な農業の確立を目指し、意欲的に経営や技術の改善等に取り組んでいる農業者等を表彰しています。
本年度の受賞者が3月24日に決定され、北海道からは、紋別郡雄武町の株式会社神門(じんもん)が、有機農業・環境保全型農業部門において農林水産省農産局長賞を受賞しました。
https://www.maff.go.jp/j/press/nousan/kankyo/220324.html

(6)ウクライナ情勢に関する相談窓口を設置しています。
▽農林水産省は、ウクライナ情勢に係る農業者や食品事業者等からの相談に適切に対応するため、相談窓口を設置しておりますので、お困りのことがありましたら、ご相談ください。
https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/sodan.html

◯北海道農政事務所企画調整室
電話番号:011-330-8801
FAX番号:011-552-0530
対応時間:平日9時00分から17時00分

全国の相談窓口一覧
https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/sodan.html#07

(7)令和3年度「受け継ぎたい北海道の食」動画コンテスト入賞作品の動画を公開しました。
▽北海道農政事務所では、平成30年度から、北海道の食文化やその魅力を地域の方々により広く発信し、未来に継承していくことを目的として「受け継ぎたい北海道の食」動画コンテストを実施しています。
本年度は応募65作品の中から、優秀賞5作品、優良賞5作品、入選2作品が入賞されました。今般入賞作品の動画を公開しましたので、ぜひご覧ください。
https://www.maff.go.jp/hokkaido/press/syokuryo/keikaku/220311.html

(8)北海道農政事務所と学校法人酪農学園が包括的連携協力に関する協定を締結しました。
▽北海道農政事務所と学校法人酪農学園は、相互の発展のため包括的に連携することに合意し、3月1日に、協定の調印式を行いました。
この協定は、食料の安定供給の確保、農業の持続的な発展及び農村の振興、我が国の食と環境を支える農業・農村への国民の理解熟成に寄与すること等を目的としています。
https://www.maff.go.jp/hokkaido/photo_repo/220303.html

(9)統計情報
◯北海道の農林水産基本データ集を更新しました。
http://www.maff.go.jp/hokkaido/toukei/kikaku/kihondata/kihondata.html
○北海道における「令和2年度6次産業化総合調査結果」について
https://www.maff.go.jp/hokkaido/toukei/kikaku/sokuho/index.html#rokujika
○「令和3年産なたねの市町村別作付面積及び収穫量(北海道)」を公表しました。
https://www.maff.go.jp/hokkaido/toukei/kikaku/sokuho/index.html#tnatane
○「令和3年産てんさいの市町村別作付面積及び収穫量(北海道)」を公表しました。
https://www.maff.go.jp/hokkaido/toukei/kikaku/sokuho/index.html#ttensai
○「令和3年産小麦の市町村別作付面積及び収穫量(北海道)」を公表しました。
https://www.maff.go.jp/hokkaido/toukei/kikaku/sokuho/index.html#tkomugi

(10)BUZZ MAFF『なまらでっかい道』をご覧ください。
▽農林水産省は、我が国の農林水産物の良さや農林水産業、農山漁村の魅力を伝えるため、職員がスキルや個性を活かして、省公式YouTubeチャンネルで情報発信をしており、北海道農政事務所でも「なまらでっかい道」というチームが発信しています。
3月発信動画
・保湿力抜群!手作り石けん / How to make Honey Soap
https://www.youtube.com/watch?v=KoSNSOkJq_g
・『マフカ』を流行らせたい農水省職員が迷走した結果・・・
https://www.youtube.com/watch?v=mLGTeqfVfm4
・【実験】−3℃ 雪国では外に放置するだけでアイスができるらしい
https://www.youtube.com/watch?v=A9XH0d1yYpE

○BUZZ MAFF『なまらでっかい道』のwebページ
https://www.maff.go.jp/hokkaido/buzzmaff/index.html

(11)農林水産省広報誌「aff(あふ)」をご覧ください。
▽「aff(あふ)」は、消費者の皆さん、農林水産業関係者の皆さん、そして農林水産省を結ぶウェブマガジンです。3月は、「おいしさを世界へ 日本産食材の輸出」を特集しています。
https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/index.html

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■□■□■□■□■< 2.現 場 の き ら 星 ☆ >■□■□■□■□■
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★今月のきら星・・・「周囲に支えられ、新規就農の夢を果たす」 瀬尾太樹さん(鷹栖町)

 鷹栖町で新規就農し、農業と地域活動に奮闘している瀬尾太樹さんをご紹介します。
 瀬尾さんは、就農前は旭川市内の穀物商社に勤務していましたが、仕事柄、農家と関わる機会が多く、また、自身も農業に興味があったことや、これからの将来を考えるうえで、「農業をやりたい」という気持ちが強くなり、就農を決断されました。
 就農先を探していたタイミングで、鷹栖町に新規就農を目指す方の研修施設〈農業交流センター「あったかファーム」〉が開設されたことから、研修生に応募し、1期生として平成30年から2年間の研修を経て、令和2年に就農されました。就農後、分からないことがあっても、研修時に指導してくれた農業者や、あったかファームの関係者など、周囲には技術的なことを色々教えてくれる人が多く、「農業を始めてから、思っていたのと違うと感じることは無く、苦労もない」とのこと。農作業はほぼ1人で完遂されています。
 また、地域の若手農業者で構成する「ネクスト・アグリ・たかす」に所属し、水稲の実証実験やぶどうの試験栽培等を行っているほか、青年層で構成される「ノースフィールズ」での地域農業の今後を見据えた意見交換、保育園や小学校の農業体験の手伝い、新規就農研修生の集まりの幹事を引き受けるなど、多岐にわたる地域活動に携わっています。
 現在は、きゅうりとそばを生産。特にきゅうりは、近隣農家では数少ないネット栽培技術を取り入れています。この栽培法は、手間はかかるものの、生育状況を間近で確認できるという利点があります。
 今後は、きゅうり・そばの作付面積の拡大に加え、やまといも生産の本格化を予定し、将来的には稲作も視野に入れるなど、チャレンジが続きます。

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■□■□■□■□■□■<3.地方参事官こぼれ話>■□■□■□■□■□■
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 ★今月の地方参事官・・・北見地域拠点 中島 勝三

 みなさん、2022北京冬季オリンピック・パラリンピックで、北海道出身の選手たちの大活躍をテレビで観ましたよね。特に、北見市常呂町に本拠地を置くカーリング女子チーム「ロコ・ソラーレ(「ローカル」と「常呂っ子」から「ロコ」、イタリア語で太陽を意味する「ソラーレ」でチーム名)の銀メダルは日本のカーリング史上、初めての快挙ということで興奮しましたね。まだまだ、「北見」って北海道のどこにあるの?と思っている方もいる中で、北見市のふるさと納税の返礼品で「ロコ・ソラーレ」グッズに寄付が相次いでいるということは、北見の知名度アップにも大きく貢献していると思います。今年の春、本省の「消費者の部屋」で当地域拠点のパネル展示を行い、北見(オホーツク)地域の多面的な魅力をアピールします。是非、一般の方々に少しでも「北見(オホーツク)」を知っていただきたいと思っています。
 これからオホーツク地域は本格的に雪解けが進み、春作業の時期となりましたが、農作業事故等に注意されて、豊穣の秋を迎えることを願っています。

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▽北海道農政事務所の各地域拠点では、Webサイトを開設しています。地域の取組や身近な情報の発信などを行っていますので、ぜひご覧ください。

○札幌地域拠点(https://www.maff.go.jp/hokkaido/sapporo/index.html
・「『もったいない』から始まるACTION〜知っていますか?食卓にあがる前のこんな取組〜」セミナーを開催しました。
https://www.maff.go.jp/hokkaido/sapporo/photorepo/torikumi/20220201_syokulos_seminar.html

○函館地域拠点(https://www.maff.go.jp/hokkaido/hakodate/index.html
・第2回「気候変動と今後どのように向き合うべきか」をテーマとしたオンラインセミナーを開催しました。
https://www.maff.go.jp/hokkaido/hakodate/photorepo/torikumi/20220126_online_seminar.html
・第3回「農業労働力確保の新たな視点」をテーマとしたオンラインセミナーを開催しました。
https://www.maff.go.jp/hokkaido/hakodate/photorepo/torikumi/20220225_online_seminar.html

○旭川地域拠点(https://www.maff.go.jp/hokkaido/asahikawa/index.html
・「地域農業の未来をつなぐ農業人材確保セミナー」を開催しました。
https://www.maff.go.jp/hokkaido/asahikawa/photorepo/torikumi/20220209mirai_seminar.html
・浦臼町の「ジビエ処理加工センター」を取材しました。
https://www.maff.go.jp/hokkaido/asahikawa/photorepo/gennba/20220315jibie.html

○釧路地域拠点(https://www.maff.go.jp/hokkaido/kushiro/index.html
・根室農業改良普及センターと「みどりの食料システム戦略」について意見交換を行いました。
https://www.maff.go.jp/hokkaido/kushiro/photorepo/20220225_ikenkoukan.html
・北洋銀行1階ロビーで牛乳消費拡大パネル展を開催
https://www.maff.go.jp/hokkaido/kushiro/photorepo/20220315_paneruten.html
・「地方参事官室パネル展」を開催しています。
https://www.maff.go.jp/hokkaido/kushiro/photorepo/20220324_sannzikannsitu.html

○帯広地域拠点(https://www.maff.go.jp/hokkaido/obihiro/index.html
・中札内村で令和3年度営農セミナーが開催されました。
https://www.maff.go.jp/hokkaido/obihiro/photorepo/torikumi/20220222_ehinou.html
・輸出に取り組む事業者と情報交換会を行いました。
https://www.maff.go.jp/hokkaido/obihiro/photorepo/20220224_yusyutu.html
・幕別町内の生産者と意見交換を行いました。
https://www.maff.go.jp/hokkaido/obihiro/photorepo/torikumi/20220314_ikenkokan.html

○北見地域拠点(https://www.maff.go.jp/hokkaido/kitami/index.html
・酪農における農福連携推進セミナーを開催しました。
https://www.maff.go.jp/hokkaido/kitami/photorepo/torikumi/noufuku_220121.html
・令和3年度高付加価値化研修会(第2回)「マーケティングセミナー」が開催されました。
https://www.maff.go.jp/hokkaido/kitami/photorepo/torikumi/kouhuka_220308.html
・たまねぎが発芽しました。
https://www.maff.go.jp/hokkaido/kitami/photorepo/gennba/tamanegi_220308.html
・たまねぎ苗、初めての水やり
https://www.maff.go.jp/hokkaido/kitami/photorepo/gennba/tamanegi_220314.html

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◇以下は、前号までにお知らせした内容の再掲です。

(12)令和3年度地産地消等優良活動表彰に係る北海道農政事務所長賞受賞者を決定しました。
▽北海道農政事務所では、地域の創意工夫のある地産地消や国産農林水産物の消費拡大に資する優れた取組や活動を行っている団体等を表彰し、その取組を広く紹介することにより、各地域での地産地消等の取組を一層推進することとしています。 この度、令和3年度地産地消等優良活動表彰に係る北海道農政事務所長賞の受賞者を決定しました。
https://www.maff.go.jp/hokkaido/press/syokuryo/syohi/220225.html

(13)「つなぐ棚田遺産〜ふるさとの誇りを未来へ〜」の棚田を選定しました。
▽農林水産省は、2月14日に開催された外部有識者から構成される「つなぐ棚田遺産選定委員会(第2回)」において、推薦された候補地の中から「つなぐ棚田遺産〜ふるさとの誇りを未来へ〜」にふさわしい棚田を選定しました。全国で271棚田が選定され、北海道からは、栗沢棚田・岩見沢棚田・東川棚田が選ばれました。
https://www.maff.go.jp/j/press/nousin/nihon/220215.html

(14)「ノウフク・アワード2021」受賞団体が公表されました。
▽農林水産省は、令和3年度における「ノウフク・アワード2021」の受賞団体を決定しました。
これは、農福連携に取り組んでいる優れた事例を表彰し、全国への情報発信を通じて他地域への横展開を図るため、実施しているものです。
https://www.maff.go.jp/j/press/nousin/kouryu/220208.html

(15)新型コロナウイルス感染症に係る相談窓口を設置しています。
▽農林水産省は、新型コロナウイルス感染症に係る農業者や食品事業者等からの相談に適切に対応するため、相談窓口を設置しておりますので、お困りのことがありましたら、ご相談ください。

◯北海道農政事務所企画調整室
電話番号:011-330-8801
FAX番号:011-552-0530
対応時間:平日9時00分から17時00分

全国の相談窓口一覧
http://www.maff.go.jp/j/saigai/n_coronavirus/index.html#c06

◯水産仲卸業者サポート窓口(水産庁加工流通課等)
電話番号:03-6744-2351
E-mail:suisan_nakaoroshi@maff.go.jp
https://www.jfa.maff.go.jp/j/press/kakou/210224.html

○新型コロナウイルス感染症対策(内閣官房)
▽新型コロナウイルス感染症対策に関する情報の全般について、内閣官房のWebサイトに掲載されています。
https://corona.go.jp/

(16)子どものコーナーを掲載しています。
▽北海道農政事務所は、Webサイトにおいて子どものコーナーを公開し、農産物クイズや、スプラウトの栽培体験などを掲載しています。主な対象は小学校4年生〜6年生ですが、皆様ぜひご覧いただき、感想をお寄せください。
https://www.maff.go.jp/hokkaido/kids/top.html

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<編集後記>
今回で今年度の配信も最後ですね。1年間あっという間でした。4月からは担当が替わるかもしれませんが、今後もたくさんの情報をお届けしていきますので引き続きよろしくお願いいたします。
(担当:浅石)
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◇次回は4月下旬に配信予定です。

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編集・発行:農林水産省北海道農政事務所 企画調整室

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