北海道農政事務所メールマガジン「ホカグリ通信」第69号

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 □   —「ホッカイドウ」の「アグリ」に関する「ホカホカ」情報を—
 □□□□    北海道農政事務所メールマガジン『ホカグリ通信』
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□□□□□□□□              農林水産省北海道農政事務所
□ □□□□□ https://www.maff.go.jp/hokkaido/merumaga/index.html
□ □□              令和3年9月30日発行  vol.69
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<目次>
【1】ホカグリ情報局
【2】現場のきら星☆ AI技術で放牧酪農を革新 (株)宇野牧場 宇野剛司さん(天塩町)
【3】地方参事官こぼれ話 北見地域拠点 中島 勝三
【4】イベント情報

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■□■□■□■□■□<1.ホ カ グ リ 情 報 局 >■□■□■□■□■□■
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(1) 北海道"食"輸出産地支援プラットフォーム「Do★食輸出Platform」を発足しました。
▽北海道農政事務所は9月28日に、北海道経済産業局・札幌国税局・JETRO北海道(JFOODO)・中小機構北海道本部とともに、北海道"食"輸出産地支援プラットホーム(愛称「Do★食輸出Platform」)を全国に先駆けて発足しました。今後、政府の「農林水産物・食品の輸出拡大実行戦略」の推進に向け、関係機関とも連携の上、産地ニーズを把握し重点的に支援を行い、北海道における輸出産地の輸出拡大を図ります。
https://www.maff.go.jp/hokkaido/press/syokuryo/syohi/210928.html

○農林水産物・食品の輸出産地サポーター体制
https://www.maff.go.jp/hokkaido/press/syokuryo/syohi/210701.html
○北海道における輸出拡大実行戦略フォローアップ
https://www.maff.go.jp/hokkaido/suisin/keiei/shokusan/yusyutsu/top.html#y1

(2)令和3年度北海道農政事務所選考採用試験(係長級(事務系・技術系))業務説明会の開催について
▽北海道農政事務所では、職務経験を有する方を対象とした選考採用試験(係長級(事務系・技術系))に先立ち、以下の日程により、業務説明会を実施します。北海道農政事務所ではどんな仕事をしているのか?どんな職員が働いているのか?という疑問にお答えすることが出来ると思います。是非ご参加ください。
 日程:第1回 10月1日(金曜日)16時00分〜17時00分
第2回 10月5日(火曜日)18時30分〜19時30分
第3回 10月10日(日曜日)10時00分〜11時00分
※各回定員20名
 締切:第1回 令和3年9月30日(木曜日)12時00分
第2回 令和3年10月4日(月曜日)12時00分
第3回 令和3年10月8日(金曜日)12時00分
場所:北海道農政事務所(札幌市)
https://www.maff.go.jp/hokkaido/soumu/jinji/20210921.html

(3)北海道農政事務所の消費者の部屋では、9-10月の間、「ココロにおいしい冷凍食品」について紹介しています。
▽北海道農政事務所は、消費者の皆様に身近な食生活に関する情報や、農林水産省の取組などを分かりやすくお伝えするため、消費者の部屋を設置し、パネル展示や資料配付を行っています。
https://www.maff.go.jp/hokkaido/anzen/seikatsu/shouhisyacorner/shouhisyacorner.html

また、展示内容をWebサイトでも紹介しています。
https://www.maff.go.jp/hokkaido/anzen/seikatsu/shouhisyacorner/syouhi_202109-10_web.html

(4)「みどりの食料システム戦略」地域説明会を開催しました。
▽北海道農政事務所は、「みどりの食料システム戦略」の考え方を広く知っていただくため、9月に道内6カ所で地域説明会を開催しました。説明会では、環境に配慮した農業を実践されている方や事業者の方々等から講演いただきました。近日中にその動画を公開します。
https://www.maff.go.jp/hokkaido/kikaku/midori_hokkaidou.html

○みどりの食料システム戦略特設ページ
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/index.html#sakutei
〇みどりの食料システム戦略説明動画
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/video.html
〇みどりの食料システム戦略に関する北海道農政事務所の取組
https://www.maff.go.jp/hokkaido/kikaku/midori_hokkaidou.html

(5)統計情報
○北海道における「令和2年度野生鳥獣資源利用実態調査結果」について
http://www.maff.go.jp/hokkaido/toukei/kikaku/sokuho/index.html#yasei
○「ミニ農林水産デ−タ」を更新しました。
http://www.maff.go.jp/hokkaido/toukei/kikaku/minidate/minidata.html
◯農林水産基本データ集(北海道)を更新しました。
http://www.maff.go.jp/hokkaido/toukei/kikaku/kihondata/kihondata.html

(6)BUZZ MAFF『なまらでっかい道』をご覧ください。
▽農林水産省は、我が国の農林水産物の良さや農林水産業、農山漁村の魅力を伝えるため、職員がスキルや個性を活かして、省公式YouTubeチャンネルで情報発信をしており、北海道農政事務所でも「なまらでっかい道」というチームが発信しています。2020年1月から活動してきた「なまらでっかい道」ですが、9月30日現在の最新の動画で通算50本を達成しました。
9月発信動画
・【ご本人参戦?】5ヶ月ぶりにあのMAFFカードが帰ってきた!
https://www.youtube.com/watch?v=KQMI3p2r-U8
・【検証】たこ焼きを超える〇〇焼き、存在する説。
https://www.youtube.com/watch?v=Pfk0EbeTQt8

○BUZZ MAFF『なまらでっかい道』のwebページ
https://www.maff.go.jp/hokkaido/buzzmaff/index.html

◇以下は、前号までにお知らせした内容の再掲です。

(7)令和4年度農林水産予算概算要求、税制改正要望、組織・定員要求を取りまとめました。
▽農林水産省は8月31日に、令和4年度農林水産予算概算要求、税制改正要望、組織・定員要求について取りまとめ、公表しました。

○令和4年度農林水産予算概算要求の概要について
http://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/yosan/210831.html
〇令和4年度税制改正要望について
http://www.maff.go.jp/j/press/keiei/tyosei/210831_13.html
〇令和4年度組織・定員要求について
http://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/hisyo/210831.html

(8)令和2年度食料自給率・食料自給力指標を公表しました。
▽農林水産省は8月25日に、令和2年度食料自給率及び食料自給力指標について公表しました。
食料自給率とは、国内の食料供給に対する食料の国内生産の割合を示す指標です。我が国の食料の国内生産及び消費の動向を把握するため、公表しています。カロリーベース食料自給率については、前年度より1ポイント低い37%、生産額ベースの食料自給率については、前年度より1ポイント高い67%となりました。
食料自給力指標とは、国内生産のみでどれだけの食料を最大限生産することが可能かを試算した指標です。我が国の食料の潜在生産能力の動向を把握するため、公表しています。
https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/anpo/210825.html

〇都道府県別食料自給率について
食料自給率の向上に向けた地域段階の取組の推進に資する参考データとして、令和元年度の都道府県別の食料自給率と食料国産率を試算しています。北海道のカロリーベース食料自給率については、前年度より20ポイント高い216%、生産額ベースの食料自給率については、前年度より3ポイント低い211%となりました。
https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/zikyu_ritu/zikyu_10.html

(9)新型コロナウイルス感染症に係る相談窓口を設置しています。
▽農林水産省は、新型コロナウイルス感染症に係る農業者や食品事業者等からの相談に適切に対応するため、相談窓口を設置しておりますので、お困りのことがありましたら、ご相談ください。

◯北海道農政事務所企画調整室
担当者:倉知(クラチ)、正満(ショウマン)
電話番号:011-330-8801
FAX番号:011-552-0530
対応時間:平日9時00分から17時00分

全国の相談窓口一覧
http://www.maff.go.jp/j/saigai/n_coronavirus/index.html#c06

◯水産仲卸業者サポート窓口(水産庁加工流通課等)
電話番号:03-6744-2351
E-mail:suisan_nakaoroshi@maff.go.jp
https://www.jfa.maff.go.jp/j/press/kakou/210224.html

○新型コロナウイルス感染症対策(内閣官房)
▽新型コロナウイルス感染症対策に関する情報の全般について、内閣官房のWebサイトに掲載されています。
https://corona.go.jp/

(10)「肥料制度の見直しに係るオンライン説明会」を開催しました。
▽農林水産省は7月29日に、肥料制度見直しの内容について、肥料関係事業者の方々に広く周知することを目的として、オンライン説明会を開催しました。
土づくりに役立つ堆肥や産業副産物の活用とともに、農業者のニーズに応じた柔軟な肥料生産が進むよう、令和元年12月に肥料取締法の一部を改正する法律が公布・施行されました。改正後の「肥料の品質の確保等に関する法律」に基づき、令和2年12月1日から肥料の配合に関するルールや保証票の表示ルールの見直し等が施行され、本年12月1日からは普通肥料の公定規格の改正や肥料の原料管理制度の導入等が施行される予定です。
https://www.maff.go.jp/j/syouan/nouan/kome/0729hiryo_setsumei.html

なお、説明会の録画は下記URLから御覧いただけます。
https://www.youtube.com/watch?v=mGhlrzZMfjg

(11)令和3年度「受け継ぎたい北海道の食」動画コンテストを開催しています。
▽北海道農政事務所は、11月24日までの間、北海道の食文化の保護・継承を目的に、未来へ受け継いでいきたい北海道の食のおいしさと技術、食材の魅力、そしてその熱意ある背景を伝える動画を募集しています。
 締切:令和3年11月24日(水曜日)必着
https://www.maff.go.jp/hokkaido/press/syokuryo/keikaku/210628.html

(12)子どものコーナーを掲載しています。
▽北海道農政事務所は、Webサイトにおいて子どものコーナーを公開し、農産物クイズや、スプラウトの栽培体験などを掲載しています。主な対象は小学校4年生〜6年生ですが、皆様ぜひご覧いただき、感想をお寄せください。
https://www.maff.go.jp/hokkaido/kids/top.html

(13)農林水産省広報誌「aff(あふ)」をご覧ください。
▽「aff(あふ)」は、消費者の皆さん、農林水産業関係者の皆さん、そして農林水産省を結ぶウェブマガジンです。9月は、「獣医師の仕事大図鑑」を特集しています。
https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/index.html

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■□■□■□■□■< 2.現 場 の き ら 星 ☆ >■□■□■□■□■
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★今月のきら星・・・AI技術で放牧酪農を革新 (株)宇野牧場 宇野剛司さん(天塩町)

北海道最北端の稚内市にほど近い天塩町で放牧酪農を営む宇野剛司さんを紹介します。
宇野氏は大学時代にニュージーランドで放牧酪農を学び、良い土・良い草とストレスの無い環境が良い牛を育て、最高のミルクを作ると考え、放牧酪農を始めました。
良い土・良い草を作るため宇野牧場では有機農業に取組み、2019年に有機飼料(牧草)・有機畜産物(牛から搾ったミルク)・有機加工食品(牛乳・ヨーグルトなどの乳製品)の3つの有機JAS認証を取得しました。
放牧酪農で上質な生乳を搾乳するためには、栄養価の高い時期の牧草を乳牛に食べさせることが重要ですが、200ha近い広大な放牧場内で放牧エリアを区切り、エリアごとの牧草の成長管理をするには多くの人手と見回る時間が必要となります。
その課題を解決し、近未来型の放牧スタイルを確立させるため、宇野牧場は(株)INDETAIL(札幌市)と共同でスマート酪農システムの実証実験を行っています。
この実証実験では、牛の1日当たり採食量を基準に放牧場を6つのエリアに分け、ドローンで撮影したデータからエリアごとの牧草の生育状況をAIが把握分析し、その日の最良な放牧エリアを選定します。これを基に各エリアを区切るゲートを遠隔操作で開閉することで放牧牛を誘導します。
これにより、人が広大な牧草地を移動しなくても「放牧」が可能になり労働力の省力化につながるほか、放牧牛は栄養価の高い牧草が食べられるため、生乳の品質向上が期待されます。
現在、宇野牧場が営業するカフェの横にはチーズ工房を建設中で、自家生産の生乳を原料にチーズの製造・販売や、経産牛を活用した熟成肉の販売も予定しています。
今後、宇野氏は道内に2つ目の牧場経営を計画しており、そこでもドローンとAIを利用した、さらに進化したスマート放牧酪農システムの導入を目指しています。将来的にはデータ管理とスマート農機を駆使することで、放牧牛に栄養豊富かつ適正な牧草量の提供と牛の健康維持を図り、スタッフの労働時間の短縮や事故リスクを減らすことを目標にしています。同時に持続可能な酪農運営と、オーガニック製品の販売拡大を目指しています。
 
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■□■□■□■□■□■<3.地方参事官こぼれ話>■□■□■□■□■□■
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★今月の地方参事官・・・北見地域拠点 中島 勝三

 オホーツクの北見に着任して早1年半が経ちましたが、この間、北海道では、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため緊急事態宣言等が宣言され(緊急事態宣言は、9月30日まで延長)感染対策の徹底が求められております。このため、不要不急の外出は控えており、殆ど道東の観光ができていない状況ですが、ネットによる予備知識だけ膨らんでいます。博物館網走監獄、知床五湖、サロマ湖、流氷などなど、行きたいところはたくさんありますが、広い北海道で車を持っていない私の移動手段は、汽車、バス、徒歩であり、そもそも制限された移動条件での観光は難しく、また、コロナ禍で車を持つ職員を誘うこともできないし、悶々としてします。コロナが収束した際は、なんとか美しいオホーツクを堪能したいと思っていますので、是非、声を掛けて下さい。

 今年の夏、北海道では記録的な高温と少雨により、オホーツクの地域によっては、ばれいしょ、タマネギ、牧草などで農業にダメージを与えそうですが、来期の豊作に期待してます。これから寒さが進むに連れ、秋まき小麦の播種シーズンとなりますが、農家の皆様には新型コロナ、農作業事故等には十分注意されて、無事に作業を終えるように願っています。

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■□■□■□■□■□■<4.イ ベ ン ト 情 報 >■□■□■□■□■□■
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○おにぎりアイデアコンテスト2021
北海道経済連合会と株式会社北洋銀行の主催(協賛:国分北海道株式会社、協力:農林水産省北海道農政事務所、株式会社シンセン北海道、有限会社ありんこ、後援:JAグループ北海道、北海道米販売拡大委員会、北海道教育委員会)により、道内の学生を対象とした、道産食材使用の「おにぎりアイデアコンテスト2021」を開催しています。
本コンテストは、食の多様化による米離れに加えて、新型コロナウイルス感染拡大による外食産業の落ち込みもあり、米の消費量が減少するなか、将来の食産業の担い手となる学生が考案する「おにぎり」レシピを通じて、道産米および道産食材のPRを目的とするもので、大賞受賞作品は商品化を検討します。学生の皆さん、奮ってご応募下さい。
締切:2021年10月8日(金)当日消印有効
http://www.dokeiren.gr.jp/activity/topics/3387/

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▽北海道農政事務所の各地域拠点では、Webサイトを開設しています。地域の取組や身近な情報の発信などを行っていますので、ぜひご覧ください。

○札幌地域拠点(https://www.maff.go.jp/hokkaido/sapporo/index.html
・特産品の花色と企業イメージカラーのマッチングでコラボレーション
http://www.maff.go.jp/hokkaido/sapporo/photorepo/gannba/20210824_mituishi_ana.html

○函館地域拠点(https://www.maff.go.jp/hokkaido/hakodate/index.html

○旭川地域拠点(https://www.maff.go.jp/hokkaido/asahikawa/index.html
・咲きこぼれるそばの花(音威子府村)
https://www.maff.go.jp/hokkaido/asahikawa/photorepo/huukei/2021030820_otoineppusoba.html

○釧路地域拠点(https://www.maff.go.jp/hokkaido/kushiro/index.html
・秋サケの季節が到来しました。
https://www.maff.go.jp/hokkaido/kushiro/photorepo/20210921_akisake.html
・酪農YouTube「浅野達彦@酪農チャンネル」に出演しました!
https://www.maff.go.jp/hokkaido/kushiro/photorepo/asano_youtube.html

○帯広地域拠点(https://www.maff.go.jp/hokkaido/obihiro/index.html

○北見地域拠点(https://www.maff.go.jp/hokkaido/kitami/index.html

==============================================================<編集後記>
すっかり寒くなりましたね。おでんが美味しい季節になりました。皆さんは何が好きですか?私ははんぺんと大根です。
気温差がすごいので体調管理に気をつけようと思います。
(担当:浅石)
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◇次回は10月下旬に配信予定です。

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編集・発行:農林水産省北海道農政事務所 企画調整室

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 TEL:011-330-8801 FAX:011-552-0530
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