農業担い手メールマガジン(第347号)

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       農業担い手メールマガジン(第347号)       
                                 
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<トピックス>
1.国産農林水産物等販路多様化緊急対策事業について
2.経営継承を後押しする「経営継承・発展支援事業」の公募が始まりました!
3.<輸出に取り組む事業者をサポート>GFP登録無料!
4.農薬は 周りに配慮し 正しく使用
5.抗菌剤に頼らない養豚生産の取組(優良事例動画)
6.農業にまつわる旬な情報をお届け!広報NARO(なろ)No.19刊行
7. <安全対策>トラクター等の積み降ろし作業に注意!(4月に発生した農作業死傷事故について)

◆◆◆現場の皆さんへ◆◆◆

【1.国産農林水産物等販路多様化緊急対策事業について】

農林水産省では、新型コロナウイルス感染症拡大によりインバウンドの減少や外食需要減少等の影響を受けている国産農林水産物等を活用して、インターネット販売やテイクアウト・デリバリーなどに新たに取り組む方を支援しています。例えば、生産者が新たな販路の確立としてインターネット販売等を始める取組においては、送料等の実費相当額を補助します。現在、3次募集を行っておりますので、ぜひ本事業の活用をご検討ください。

(3次募集日程)
取組の募集期間:令和3年5月14日〜同年6月22日
事業実施期間:令和3年7月中旬(交付決定後)〜同年9月30日
※予定であり、今後変更される場合があります。

◇販路多様化事業事務局ウェブサイト
https://hanrotayouka.jp/

◇国産農林水産物等販路多様化緊急対策事業(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/tayouka/201216.html

◇お問い合わせ先
農林水産省大臣官房政策課国産農林水産物等販売促進チーム
TEL:03-6744-2089(直通)
FAX:03-3508-4080


【2.経営継承を後押しする「経営継承・発展支援事業」の公募が始まりました!】

本事業では、地域の中心経営体等の後継者が、経営継承後の経営発展に関する計画を策定し、同計画に基づく取組を行う場合に必要となる経費を市町村と一体となって支援(100万円上限(国、市町村がそれぞれ1/2を負担))します。

公募期間は令和3年5月24日(月)〜7月16日(金)ですが、本事業は市町村の予算措置が前提となります。補助を受けたい農業者は、最寄りの市町村の対応状況をご確認ください。

◇補助対象者、要件、補助対象経費についてなど、詳しくはこちら(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/keiei/keieikeisyou_hatten.html

◇補助金事務局((一社)全国農業会議所)のホームページはこちら
https://keisyou-hatten.maff.go.jp/

◇お問い合わせ先
農林水産省経営局経営政策課
TEL:03-6744-2143(直通)
FAX:03-3502-6007


【3.<輸出に取り組む事業者をサポート>GFP登録無料!】

輸出に取り組む事業者の皆様へ、農林水産物・食品の輸出プロジェクト「GFP」をご紹介します!

■GFPとは?
GFP(ジー・エフ・ピー)とは、 Global Farmers / Fishermen / Foresters / Food Manufacturers Project の略称であり、農林水産省が推進する日本の農林水産物・食品の輸出プロジェクトです。

農業や漁業、さらに林業や食品加工それぞれに携わる生産者の方々。商社や流通業者など売り手の方々。そして政府。みんなで一丸となって、輸出に取り組んでいく。そのために生まれたのが「GFP」です。

全国の熱意ある生産者をコミュニティ化し、輸出の可能性を診断することで必要かつ最適な情報を届けていきます。そして産地形成支援、業者とのマッチングなどを行うことで、実際に輸出の成功事例をつくっていきます。

■GFP登録事業者
農林水産物・食品の輸出に意欲的に取り組もうとする事業者(生産者、食品加工メーカー、商社、物流企業、金融機関、行政機関など)がご登録いただけます。


■サービスの内容
GFPに登録することで、以下の様々なサービスを活用することができます。

(1)農水省が、JETROや輸出の専門家とともに、輸出の可能性を無料で診断します。

(2)各登録者が、自分の商品やサービスをGFPサイトのマイページで発信したり、気になる事
業者に直接コンタクトできます。

(3)輸出商社等が現地ニーズに基づく商品リクエストを発信し、生産者等との商談につなげることができます。

(4)情報交換、交流、知識の習得を目的とした交流会・セミナー等のイベントを開催します。

(5)会員限定メールの配信、フェイスブックでのGFP関連の情報発信、GFP登録者の発信のシェア等を随時行います。


■GFPを通じた輸出成功事例
GFPのサポートを活用し、輸出を拡大させた事例を紹介しています。以下の外部参考記事欄よりご覧ください。


輸出をしたいけど、どうしたらいいか分からない!
ビジネスパートナーを探したい!
輸出に関わる情報を効率よく入手したい!
こんな方に最適です。ぜひGFPメンバー登録をご検討ください!(登録は無料です。)

さらに詳しい内容は、以下のURLよりご確認ください。

◇GFPを通じた輸出成功事例(農水省ウェブ)
https://www.maff.go.jp/j/shokusan/export/gfp/gfptop.html#02yuryo

◇GFPについての詳細はこちら(農水省ウェブ)
https://www.maff.go.jp/j/shokusan/export/gfp/gfptop.html

◇会員登録ページ:「会員登録をする」アイコンより登録いただけます(GFPサイト・外部リンク)
https://www.gfp1.maff.go.jp/

◇GFP公式facebook:GFPの活動を随時アップしています。(外部リンク)
https://www.facebook.com/maff.gfp/

◇お問い合わせ先
農林水産省食料産業局海外市場開拓・食文化課
TEL:03-6744-7172(直通)
FAX:03-6744-2013


【4.農薬は 周りに配慮し 正しく使用】

農薬の使用が多くなる6月から8月まで、「農薬危害防止運動」を実施します。
農薬を使用するときは、周りに配慮しつつ、使用基準を守って正しく使いましょう。
安全な使用で、事故や被害を未然に防ぎましょう。

<特に注意するポイント>
(1)農薬ラベルによる使用方法の確認と使用履歴の記帳の徹底!
(2)土壌くん蒸剤を使用したときは被覆!
(3)住宅地の近くでは事前に周知、飛散を防止!
(4)誤飲を防ぐため、農薬は施錠して適切に保管!

◇詳しくはこちら
https://www.maff.go.jp/j/nouyaku/n_tekisei/

◇お問い合わせ先
農林水産省消費・安全局農産安全管理課農薬対策室
TEL:03-3501-3965(直通)
FAX:03-3501-3774


【5.抗菌剤に頼らない養豚生産の取組(優良事例動画)】

農林水産省公式ホームページでは抗菌剤に頼らない養豚生産に取り組んでいる生産者の方々を紹介する動画3編を公開しています。動画では、管理獣医師の指導の下、飼養衛生管理の徹底やグループシステムの導入など様々な工夫により、抗菌剤に頼らずに事故率の低減、生産性の向上を実現することができた生産者の方々の優良事例を紹介しています。

堅苦しい教材のような動画ではなく、生産者の方々がこれまで苦労された点、工夫されていらっしゃる点など、生の声を交えたドキュメンタリー形式の動画となっておりますので、是非ともご覧ください。

◇動画1「タローファーム〜管理獣医師の指導によるグループシステム移行で事故率を10%から5%に低減!結果的に薬剤耐性対策を推進!」
https://www.youtube.com/watch?v=zyd9paimBWg

◇動画2「高橋畜産〜病原菌と戦わない農場作り パーシャルデポピュレーション実施で事故率半減!意識改革で抗菌剤使用量低減〜」
https://www.youtube.com/watch?v=5jN-_9MablE

◇動画3「五十嵐ファーム〜余裕ある養豚経営で高い生産成績!良好な疾病対策で低い医薬品費!」
https://www.youtube.com/watch?v=U861rbd8AC0

◇お問い合わせ先
農林水産省消費安全局畜水産安全管理課(担当:川西、白川、中越)
TEL:03-3502-8097(直通)
FAX:03-3502-8275


【6.農業にまつわる旬な情報をお届け!広報NARO(なろ)No.19刊行】

最新技術から身近な農業の話題まで幅広く旬な情報をお届けする広報誌「NARO(なろ)」、19号のテーマは、「花き」です。

わたしたちの暮らしにゆとりや彩りを加える「花き」。

花きは、日常の暮らしの中だけでなく、行事や催しといった特別な場においても使用されています。皆さまのもとに届くまで、その魅力が保たれるよう、多くの研究が重ねられています。

本号では、こうした花きにまつわる研究に焦点を当て、研究者にお話を伺いました。日持ちや花の香りの研究、安定供給へ向けた計画生産技術、ゲノム情報を活用した品種改良といった新たな技術について紹介。

普段あまり見聞きすることのない、「花き」の世界を誌面から、ぜひ覗いてみてください!

下記のリンクからご覧いただけます。

◇広報NARO19号の閲覧はこちら(HTML版)
https://www.naro.go.jp/publicity_report/publication/responsive/naro/naro19.html

◇ダウンロードはこちら(PDF版)
https://www.naro.go.jp/publicity_report/publication/files/naro_no19.pdf

◇バックナンバー
https://www.naro.affrc.go.jp/publicity_report/publication/laboratory/naro/quarterly-newsletter/index.html

◇お問い合わせ先
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
※お問い合わせ専用メールフォーム
https://prd.form.naro.go.jp/form/pub/naro01/sonota


【7.<安全対策>トラクター等の積み降ろし作業に注意!(4月に発生した農作業死傷事故について)】

令和3年4月に発生した農作業死傷事故について紹介します。
<4月に発生した農作業死傷事故:46件>
農業機械作業に係る死傷事故:42件
  うち 乗用型トラクター  16件
歩行型トラクター  6件
     乗用草刈機 5件 ほか
その他の死傷事故 :4件
  うち 高所からの転落   2件
     熱中症    1件 ほか

<今月のワンポイント>
○4月は46件の農作業中の死傷事故が報告されました。例年、3〜10月の農繁期は農作業死亡事故が多く発生しています。現在も農繁期は続いていますので、引き続き最大限の警戒をお願いします。
○今回、トラクターをトラックに積載する際にアユミ板が外れてトラクターが転落し、尊い命が失われる事故が報告されています。忙しい時にこそ、アユミ板(荷台高さの4倍以上の長さのもの)を正しく使うなど、基本的な安全対策を丁寧に行いましょう。
○また、集中的、局地的な豪雨により河川や水路の増水が起こりやすい時期となりました。昨年の6月も「水路・河川への転落」事故が3件報告され、それぞれ尊い命が失われています。
○5月20日に気象庁が発表した向こう1か月の天気予報では、全国的に平年に比べ雨の量が多い予報となっています。雨後も含め、増水時には絶対に河川や水路に近づかないよう心がけましょう。

◇トラックへの積み込みを安全に
https://www.naro.affrc.go.jp/org/brain/anzenweb/point/point_pdf/mac_11.pdf

◇(農業用用排水路の施設者向け)農業用用排水路における安全管理の手引
https://www.maff.go.jp/j/nousin/sekkei/nn/n_suiri/attach/pdf/index-52.pdf

◇お問い合わせ先
農林水産省生産局技術普及課
TEL:03-6744-2182(直通)
FAX:03-3597-0142


◆◆◆編集後記◆◆◆
今年は、例年と比べ異例とも言える早さで、梅雨入りとなる地域がありました。この時期は、寒暖差がありますので、体調にはお気をつけてお過ごしください。
梅雨は雨の日が続くので、機能性の高い雨具が欲しくなります。先日、私は撥水性の高い折りたたみ傘を探しに雑貨店を訪れました。その売り場では、商品ラインナップが充実しており、軽量化され携帯性に優れたもの、UVカット加工され日傘として併用可能なものなど、色々な機能を備えた商品が展開されていました。その数多くある商品の中からの私の条件を満たす1本を選定しました。購入した折りたたみ傘は、水をよく弾き、広げて置いておけば、あっという間に乾きます。使用後に乾ききらない状態で持ち運ぶこともなくなり、大変満足しています。皆さまも、ぜひこのタイミングで買い替えられてみてはいかがでしょうか。(山本)


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 ○ 発行元 :農林水産省経営局経営政策課 担当:小嶋、山本、三上

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