調統メールマガジン(2020/03/31)〜【令和2年2月分】増加している小売業販売

2020.03.31  ━★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆━

   調統メールマガジン 

━★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆━  経済産業省大臣官房調査統計グループ


【令和2年2月分】増加している小売業販売


【1】小売業販売額の基調判断(季節調整済指数前月比)

当省公表の2月分の小売業販売額(税込み)を指数化し、季節調整を行った指数水準(2015年=100)は103.2となり、季節調整済指数前月比は0.6%の上昇となった。

後方3か月移動平均における2月の指数水準は102.3となり、前月比は0.6%の上昇となった。

季節調整済指数の2月分の指数水準(103.2)をみると、2019年前半の一進一退で推移した水準まで回復したものの、2018年後半の持ち直しとなった水準までには回復していない。

【2】小売業販売額の動向(前年同月比)

◎小売業販売額は、飲食料品小売業や医薬品・化粧品小売業などの伸びにより前年同月比1.7%と5か月ぶりの増加。

・飲食料品小売業は、うるう年で営業日数が前年より1日多かったことや、新型コロナウイルスの影響による買いだめなどにより増加。
・医薬品・化粧品小売業は、医薬品、マスク、除菌製品が好調だったことなどにより増加。
・燃料小売業は、石油製品の価格上昇などにより増加。
・機械器具小売業は、冷蔵庫、洗濯機、テレビが堅調だったことなどにより増加。

・織物・衣服・身の回り品小売業は、春物衣料に動きがみられたものの、新型コロナウイルスの影響などにより減少。
・自動車小売業は、普通車や小型車が低調だったことなどにより減少。

【3】卸売業販売額の動向(前年同月比)

◎卸売業販売額は、鉱物・金属材料卸売業や機械器具卸売業などの落ち込みにより前年同月比▲6.2%と5か月連続の減少。

【4】お知らせ

この度、今月(2月分)の配信をもちまして、商業動態統計調査のメルマガ配信を終了します。
長期に亘りご購読ありがとうございました。
今後は以下の商業動態統計調査の結果をご参照いただきますようお願い致します。

https://www.meti.go.jp/statistics/tyo/syoudou/result/sokuho_1.html?pk_campaign=mm_portion_statistics


調査統計グループ サービス動態統計室長 倉田 裕子

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