食料需給インフォメーション〜食料需給の動き〜第443号(令和2年1月31日)

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農林水産省メール・マガジン 食料需給インフォメーション
     〜 食料需給の動き 〜  第443号
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       令和2年1月31日(金)

【特集】海外食料需給レポート1月版公表
【編集後記】
【次号予告】

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【特集】海外食料需給レポート1月版公表
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海外食料需給レポート1月版を公表しました。 我が国は食料の大半を輸入に依存していることから、その安定的な供給の一助になるべく、世界の需給や価格動向を把握し、情報提供するものです。

(1)2020年1月の主な動き
(南米の生産状況とアルゼンチンの輸出税)
ブラジルやアルゼンチンの夏作の大豆やとうもろこしの作付け及び初期生育は、11月から1月上旬にかけての降雨を受け概ね順調に進展しており、2年連続の豊作が期待されている。
なお、アルゼンチンのフェルナンデス新政権は、前年12月14日、財政赤字の改善のため、穀物や大豆、肉類等の輸出税について、とうもろこし及び小麦については約7%から12%へ、大豆及び大豆油かす等については約25%から30%へ引上げを行った。 
さらに、12月23日には輸出税を再度引き上げる(とうもろこし、小麦は15%、大豆、大豆油かす等は33%へ)内容を含む「社会連帯・生産性回復法」が施行された。アルゼンチン産穀物等の輸出に影響するとみられ、注視が必要。

(米国のとうもろこし、大豆の生産状況)
前年3月〜6月にかけての降雨過多により作付と収穫が遅れた2019/20年度の米国のとうもろこし、大豆の生産量については、アナリストの予想に反し、1月報告でわずかに上方修正されたものの、とうもろこしは前年度より減少し347.8百万トン、大豆も2013/14年度以来6年ぶりに1億トンを下回る96.8百万トンとなり、世界一の生産国の座を再度ブラジルに明け渡す見通し。

(タイの米の生産・輸出状況)
タイでは、前年7月の降雨不足による灌漑用の貯水池の水量の減少から、乾季米の作付面積が減少した結果、生産量が下方修正され、18.5百万トンの見通し。
輸出量についても、バーツ高に加え、中国やインドネシアの輸入需要減、ベトナムやインド、中国との輸出競争激化による減少が見込まれている。
これまでタイの国家貿易委員会価格が国際的な米の指標となっているが、最近では、輸出第1位のインドにシェアは大きく引き離され、第3位のベトナムとシェアが拮抗している。中国、ベトナムの安価な価格による輸出攻勢からアフリカでの市場を奪われる等、世界第2位のタイの輸出国としての地位が低下してきている。

(2)今月の注目情報「中国の穀物等生産と大豆を中心とした輸入動向」
中国国家統計局の2020年1月報告によれば、2019年末で人口が14億人を超えた。同じく統計局の12月のレポートによれば、2019年産(1〜12月)の穀物・芋類・豆類の生産量は、史上最高の664百万トン。一方、人口増や所得の向上に伴い右肩上がりで上昇してきた穀物需要は、ASFの発生等によりここ2年間伸び悩んでいる。
前年12月には米国産大豆や豚肉の免税措置を行い、さらに米中通商協議一次合意に関する本年1月15日の署名にあたり、今後2年間で800億ドルの米国農産物の輸入の約束が公表された。最近の中国の穀物等生産と大豆を中心とした輸入動向についてまとめた。

詳しくは、「食料需給インフォメーション」
http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/jki/index.html

内「海外食料需給レポート」をご覧下さい
http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/jki/j_rep/index.html


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【ニュース】食料需給短信
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(1)Monthly食肉鶏卵速報
毎月の食肉・鶏卵の需給(生産量、輸入量、消費量)や価格の推移を取りまとめたものを公表しています。
https://www.maff.go.jp/j/chikusan/shokuniku/lin/attach/pdf/index-296.pdf
(PDF:437KB)

(2)肉豚生産出荷予測
各都道府県における令和元年11月末までの調査結果を基に、令和元年12月から令和2年6月までの全国の肉豚出荷量の動向を予測しています。
https://www.maff.go.jp/j/chikusan/shokuniku/lin/attach/pdf/index-294.pdf (PDF:46KB)


(3)畜産物卸売価格の推移
前月までの牛及び豚枝肉の卸売価格の推移をとりまとめたものを公表しています。
https://www.maff.go.jp/j/chikusan/shokuniku/lin/attach/pdf/index-291.pdf (PDF:575KB)

(4)食肉流通統計(令和元年11月分)
豚枝肉生産量は前年同月に比べ5.7%減少、成牛枝肉生産量は前年同月に比べ2.8減少
https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/tikusan_ryutu/attach/pdf/index-87.pdf
(PDF:411KB)

(5)最近の牛乳乳製品をめぐる情勢(令和2年1月)
牛乳乳製品の需給動向、酪農経営の動向等を解説しています。
https://www.maff.go.jp/j/chikusan/gyunyu/lin/attach/pdf/index-229.pdf
(PDF: 583KB)

(6)食品価格動向調査(野菜)
食品の小売店における価格の動向を迅速に把握するため、農林水産省では、主要な野菜の小売価格について、平成22年4月第2週から定点的に調査を行うとともに、その結果を消費者に提供しています。
調査結果は原則、水曜日に更新します。
https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/anpo/kouri/k_yasai/h22index.html

(7)食品価格動向調査(食肉・鶏卵)
食品の小売店における価格の動向を迅速に把握するため、農林水産省では、牛肉等の小売価格について、平成15年8月から定点的に調査を行うとともに、その結果を消費者に提供しています。調査結果は原則、調査実施週(毎月12日を含む週)の翌週水曜日に更新します。
https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/anpo/kouri/k_gyuniku/index.html

(8)家庭備蓄ポータル
農林水産省では、全国各地で大規模な災害が頻発し、地域の食料供給が途絶えるケースも発生している中で、食品の家庭備蓄の一層の普及を図るために、家庭備蓄に関する情報を集約する「家庭備蓄ポータル」を立ち上げました。
https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/foodstock/index.html

(9)災害時に備えた食品ストックガイド(平成31年3月)
備蓄に適した食品の選び方、ローリングストック法等による日頃の活用方法、災害時に役立つ簡単レシピなどの実践的な内容を取りまとめた「災害時に備えた食品ストックガイド」を公開しています。
https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/foodstock/guidebook.html#01


(10) 要配慮者のための災害時に備えた食品ストックガイド
乳幼児、高齢者、慢性疾患・食物アレルギーの方などに向けて、家庭備蓄を行う際に必要な情報、災害時における食事の注意点などを取りまとめた「要配慮者のための災害時に備えた食品ストックガイド」を公開しています。
https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/foodstock/guidebook.html#02

(11)2028年における世界の食料需給見通し(平成31年3月)
−世界食料需給モデルによる予測結果−
農林水産省(農林水産政策研究所)は、平成20年度より実施中の世界の食料需給に関するプロジェクト研究の一環で開発した世界食料需給モデルを用いて、2028年における世界の食料需給見通しに関する定量的な予測分析を行いました。
https://www.maff.go.jp/primaff/seika/jyukyu.html

(12)2050年における世界の食料需給見通し(令和元年9月)
 −世界の超長期食料需給予測システムによる予測結果−
2050年における世界の食料需給見通しについて公表しました。
https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/jki/j_zyukyu_mitosi/index.html

(13)料理自給率計算ソフト「クッキング自給率(こくさんと学ぶ料理自給率計算ソフト)」
食料自給率を身近に感じてもらえるよう、料理に使われている食材の種類、量及び生産国を入力することで、料理のカロリーベース自給率、生産額ベース自給率、栄養成分(ビタミン、ミネラル26種類)の摂取量を簡単に計算できるパソコン用ソフトを農林水産省ホームページに掲載しています。
https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/zikyu_ritu/keisan_kokusan.html

(14)パンフレット「知ってる?日本の食料事情」、パンフレット「ニッポン食べもの力(りょく)見っけ隊」、動画「食料自給力ってなあに?」(令和元年9月)
我が国の食料自給率や食料自給力、食料安全保障について、小学生(高学年)でも理解できるよう、イラストを多用しわかりやすく解説したパンフレットを作成・公表しました。また、食料自給力について、アニメーションを通じてわかりやすく解説した動画を作成・公表しました。
https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/zikyu_ritu/panfu1.html

(15)平成30年度食料自給率等(令和元年8月8日公表)
平成30年度の食料自給率及び食料自給力指標について、公表しました。
https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/anpo/190806.html


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【フェイスブック】海外食料需給インフォメーション
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農林水産省政策課食料安全保障室公式フェイスブック「海外食料需給インフォメーション」では、世界各国の穀物等の生育状況などを写真と簡潔な記事、時には短い動画によりご紹介しております。直近の情報については、フェイスブック上で情報発信しておりますので、ご活用ください。
https://www.facebook.com/zyukyu.jouhou

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【編集後記】
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令和2年1月の「海外食料需給レポート」を公表しました。
今月の注目情報は、「中国の穀物等生産と大豆を中心とした輸入動向」です。本年1月15日、米国のトランプ大統領と中国の劉鶴副首相との間で、通商協議一時合意の署名がなされました。世界最大の穀物消費国である中国の動向に、今後も注目が集まります。
今年も「海外食料需給レポート」をよろしくお願いいたします。

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【次号予告】
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■米国農務省穀物等需給報告2月報告(予定)
■食料需給短信
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農林水産省大臣官房政策課食料安全保障室国際需給動向把握担当
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