調統メールマガジン(2019/12/27)〜【令和元年11月分】一進一退の小売業販売

2019.12.27  ━★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆━

   調統メールマガジン 

━★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆━  経済産業省大臣官房調査統計グループ


【令和元年11月分】一進一退の小売業販売


【1】小売業販売額の基調判断(季節調整済指数前月比)

当省公表の11月分の小売業販売額(税込み)を指数化し、季節調整を行った指数水準(2015年=100)は101.5となり、季節調整済指数前月比は4.5%の上昇となった。後方3か月移動平均における11月の指数水準は103.9となり、前月比は▲0.8%の低下となった。

後方3か月移動平均の前月比を個別の業種ごとにみると、機械器具小売業が同▲1.4%の低下、燃料小売業が同▲0.8%の低下となった。

これらを踏まえて、季節調整済指数前月比の11月までのトレンドでは「一進一退の小売業販売」とした。

【2】小売業販売額の動向(前年同月比)

◎小売業販売額は、自動車小売業や燃料小売業などの落ち込みにより前年同月比▲2.1%と2か月連続の減少。

・自動車小売業は、普通車や小型車が不調だったことなどにより減少。
・燃料小売業は、石油製品の価格低下などにより減少。
・機械器具小売業は、エアコン、冷蔵庫、スマートフォンが不調だったことなどにより減少。
・織物・衣服・身の回り品小売業は、気温高の影響から冬物衣料の動きが鈍かったことなどにより減少。

・医薬品・化粧品小売業は、調剤医薬品、風邪薬等が堅調だったことなどにより増加。
・飲食料品小売業は、総菜などに動きが見られたことなどにより増加。

【3】卸売業販売額の動向(前年同月比)

◎卸売業販売額は、鉱物・金属材卸売業や機械器具卸売業などの落ち込みにより前年同月比▲8.7%と2か月連続の減少。

【4】商業動態統計調査へのリンク

https://www.meti.go.jp/statistics/tyo/syoudou/result/sokuho_1.html?pk_campaign=mm_portion_statistics


調査統計グループ サービス動態統計室長 倉田 裕子

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