調統メールマガジン(2019/9/30)〜【令和元年8月分】一進一退の小売業販売

2019.9.30  ━★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆━

   調統メールマガジン 

━★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆━  経済産業省大臣官房調査統計グループ


【令和元年8月分】一進一退の小売業販売


【1】小売業販売額の基調判断(季節調整済指数前月比)

当省公表の8月分の小売業販売額(税込み)を指数化し、季節調整を行った指数水準(2015年=100)は105.8となり、季節調整済指数前月比は4.8%の上昇となった。後方3か月移動平均における8月の指数水準は103.4となり、前月比は0.8%の上昇となった。

後方3か月移動平均の前月比を個別の業種ごとにみると、機械器具小売業が同2.1%の上昇、自動車小売業が同1.3%の上昇、織物・衣服・身の回り品小売業が同1.0%の上昇となった。一方、燃料小売業が同▲0.7%の低下となった。

これらを踏まえて、季節調整済指数前月比の8月までのトレンドでは「一進一退の小売業販売」とした。

【2】小売業販売額の動向(前年同月比)

◎小売業販売額は、機械器具小売業や医薬品・化粧品小売業などの伸びにより前年同月比2.0%と2か月ぶりの増加。

・機械器具小売は、エアコン、洗濯機、冷蔵庫が好調だったことなどにより増加。
・医薬品・化粧品小売業は、UV関連商品、風邪薬が好調だったことなどにより増加。
・織物・衣服・身の回り品小売業は、上旬は気温の高い日が多く、夏物衣料が好調だったことなどにより増加。
・飲食料品小売業は、総菜に動きがみられたことなどにより増加。
・自動車小売業は、普通車や軽乗用車が堅調だったことなどにより増加。

・燃料小売業は、石油製品の価格低下などにより減少。

【3】卸売業販売額の動向(前年同月比)

◎卸売業販売額は、鉱物・金属材料卸売業や食料・飲料卸売業などの落ち込みにより前年同月比▲4.6%と9か月連続の減少。

【4】商業動態統計調査へのリンク

https://www.meti.go.jp/statistics/tyo/syoudou/result/sokuho_1.html?pk_campaign=mm_portion_statistics


調査統計グループ サービス動態統計室長 倉田 裕子


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