調統メールマガジン(2019/8/30)〜【令和元年7月分】一進一退の小売業販売

2019.8.30  ━★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆━

   調統メールマガジン 

━★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆━  経済産業省大臣官房調査統計グループ


【令和元年7月分】一進一退の小売業販売


【1】小売業販売額の基調判断(季節調整済指数前月比)

当省公表の7月分の小売業販売額(税込み)を指数化し、季節調整を行った指数水準(2015年=100)は101.0となり、季節調整済指数前月比は▲2.3%の低下となった。後方3か月移動平均における7月の指数水準は102.6となり、前月比は▲0.6%の低下となった。

後方3か月移動平均の前月比を個別の業種ごとにみると、機械器具小売業が同▲3.3%の低下、燃料小売業が同▲2.6%の低下、織物・衣服・身の回り品小売業が同▲1.6%の低下となった。一方、自動車小売業が同2.2%の上昇となった。

これらを踏まえて、季節調整済指数前月比の7月までのトレンドでは「一進一退の小売業販売」とした。

【2】小売業販売額の動向(前年同月比)

◎小売業販売額は、燃料小売業や織物・衣服・身の回り品小売業などの落ち込みにより前年同月比▲2.0%と21か月ぶりの減少。

・燃料小売業は、石油製品の価格低下などにより減少。
・織物・衣服・身の回り品小売業は、天候不順の影響から、夏物衣料が不調だったことなどにより減少。
・機械器具小売は、エアコン、冷蔵庫、スマートフォンが不調だったことなどにより減少。
・飲食料品小売業は、天候不順の影響から、農産品や飲料、アイスクリームなどの涼味商材が不調だったことなどにより減少。

・自動車小売業は、普通車や中古車が堅調だったことなどにより増加。
・医薬品・化粧品小売業は、風邪薬や鼻炎薬が堅調だったことなどにより増加。

【3】卸売業販売額の動向(前年同月比)

◎卸売業販売額は、鉱物・金属材料卸売業や食料・飲料卸売業などの落ち込みにより前年同月比▲1.5%と8か月連続の減少。

【4】商業動態統計調査へのリンク

https://www.meti.go.jp/statistics/tyo/syoudou/result/sokuho_1.html?pk_campaign=mm_portion_statistics


調査統計グループ サービス動態統計室長 倉田 裕子


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